読み込み中
ログイン・会員登録すると好きな記事をお気に入り登録できます

妊娠週数の数え方と、妊娠中の主な症状・兆候が現れる週

このコラムにありがとう

目次

友だち追加 新着記事をお知らせします!

妊娠開始日、出産予定日、そして妊娠中の1月の数え方を一緒に見ていきます。そしてその数え方に基づいて、何週目にどのような症状が出て、どのようなことに気をつければいいのかを確認していきます。

この記事の監修ドクター

國井 優衣子先生 日本産婦人科学会産婦人科専門医。 順天堂大学医学部付属順天堂医院勤務後、都内近郊の産婦人科クリニック及び不妊治療クリニックにて、研鑽を積む。テレビラジオ、婦人雑誌など出演多数。産婦人科受診の『怖い、痛い、かかりたくない』イメージを払拭すべく、『怖くない、痛くない、かかって安心した』という女性がより一層綺麗になる診療を心がけて、活躍中。女医+(じょいぷらす)所属。

妊娠週数の数え方

603315633

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

妊娠がわかった方、あるいは妊活中の方、よく、「妊娠何週目には〇〇のような症状が発生します」などという記事を目にすることはありませんか?でもこれ、そもそもどの段階から数え始めるか、しっかりわかっていますか?そしてそれぞれの段階で、お母さんの体にはどのような変化が出てくるか、知っていますか?これらのことをしっかり理解していないと、必要以上の不安を感じてしまったり、逆に危険な兆候を察知できなかったりする可能性があります。お腹の赤ちゃんのためにも、お母さんはこれらのことをしっかり把握しておきましょう。

妊娠週数を数えるために知っておくべき3点

まず最初に、妊娠週数を数えるために分かっておかなければならないポイントを3つあげておきます。昔から、妊娠期間は十月十日と言われていますが、やはり妊娠期間はおよそ10ヶ月です。ではその約10ヶ月、どこがはじまりとなるのでしょうか。よくある勘違いが、性交渉をもった日がスタートだと考えてしまう例です。しかしこれは間違いで、実際は最後の月経が始まった日を第0日として考えてください。

そして、これも勘違いをしやすいのですが、妊娠期間中の1ヶ月というのは、月経周期と同じ28日になります。そして妊娠期間は妊娠期間中の1ヶ月の数え方に基づいて10ヶ月ですから、妊娠第0日目から280日となり、その日が出産予定日となります。もう一度まとめると、妊娠第0日は最終月経の開始日、妊娠期間中の1ヶ月の数え方は28日、そして妊娠期間は280日となります。上記のように妊娠期間の計算には月経開始日を利用するので、妊娠を希望している方は前月の月経開始日を覚えておくことをお勧めします。また、月経周期が28日よりも長い方の場合は、1ヶ月の数え方はその月経周期と同じ長さになります。

出産予定日の簡単な計算方法

次に、出産予定日の簡単な計算方法について説明していきます。計算が苦手な方や面倒に感じる方はこの方法を試してみてください。まず、何月になるかは、最終月経のつきから3を引きます(1、2、3月の場合は9を足す)。つぎに、何日になるかは、最終月経の開始日に7を足します。 例) 最終月経:8月28日 出産予定日:(8−3)月(28+7)日=5月35日=6月4日 になります。 あくまでこの数値は目安になりますので、もちろんずれる可能性はあります。

妊娠中の気になる症状・兆候が出やすい週

137509042

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

前項では、妊娠週数の数え方を確認しました。それではその数え方に基づいて、それぞれの週にどのような症状が発生して、どんなことに気をつけてればよいのかを見ていきましょう。また、この項目にあることはあくまで一般的な目安であり、症状には個人差があります。心配な場合は産科の先生に相談してみましょう。

妊娠超初期症状が出始める週

妊娠0週目から2週目にかけては、お母さんは全く自覚症状がありません。3週目になって初めて、人によっては症状が発生するかどうかといった段階になります。妊娠3週目になると、受精卵が子宮内膜に着床して妊娠が成立します。着床後には、受精卵の組織から妊娠性ホルモンが分泌されるようになります。しかしこの段階ではそのホルモンの分泌による自覚症状はほとんど現れません、しかし、敏感な方の場合はいつもの生理前よりも胸が張る、体がだるくなる、眠くなる、イライラするなどの症状が現れるかもしれません。しかしその症状によって妊娠したと気づくことは多くありません。

妊娠検査薬の陽性反応が出始める週

妊娠5週目になると、市販の妊娠検査薬で検査をするとはっきりと陽性反応がでるようになります。いつも規則正しくきていた生理が急に1週間遅れた場合は、妊娠を疑ったほうが良いでしょう。またこの時点で検査が陰性であっても、排卵が遅れていて、そこで妊娠をしている可能性もあるので、むやみに薬を服用するのは控えたほうが良いでしょう。

また、産婦人科を受診された方は、超音波検査で赤ちゃんが入っている袋である胎のうを確認してください。これさえ確認できれば、子宮外妊娠の心配はありません。このように、妊娠にお母さん本人が気づくまでに1ヶ月以上かかるので、妊娠を希望する場合は、アルコールの摂取や喫煙は控えたほうが良いでしょう。この時期には、イライラしたり、急に涙が止まらなくなったりと、情緒不安定になることが多いです。

しかしこれは体のホルモンバランスの変化によるものなので、特別きにする必要はありません。仕方ないことですので、パートナーにしっかり説明して理解して支えてもらえるようにしましょう。他にも、多少トイレが近くなったり胸の張りを感じる場合もあります。また、つわりを感じる方もいます。

超音波検査で胎児の心拍が確認できる週

妊娠6週目になると、胎児の大きさは4mmから8mmになります。このじきになれば、膣からの超音波検査で赤ちゃんの姿が確認でき、発達段階の心臓の鼓動を確認することもできます。人間の心臓は本来4つの部屋に分かれていまが、このころはまだ1つしかありません。またこの時期の赤ちゃんの脳は急速に発達しています。間脳にある視床下部という、食事や体温調節、生殖行為といった、生きてゆくための最も基本的な行為をコントロールし、一つの生命体として生きてくために最も重要な部分が発達しているのです。そのため胴体よりも脳がかなり大きく、すこしアンバランスにみえます。また、口の原型や、そのうち足になっていく突起が現れていきます。

お母さん側では、普段よりも疲労を強く感じるようになります。また、だんだんとつわりが重くなってきて、すこしブルーな気持ちになる妊婦さんも多くなってきます。これは妊娠性ホルモンによってお母さんの体が赤ちゃんを育てるための体に変わっていくことが原因です。この時期には、お母さんはあまり薬を飲まないようにしてください。持病に必要な薬の場合は、産科で相談してみてください。また、産科で処方された薬は妊娠を維持するために必要な薬ですので、しっかり服用してください。季節によっては、風邪をひきやすかったり、インフルエンザになりやすかったりします。そのため人混みを避けたり、手洗いうがいを徹底しましょう。

また、可能な限り質の良い食事をするように心がけましょう。つわりで大変ではあるのですが、赤ちゃんのためにもできる限り鉄分、葉酸、ビタミン、繊維質を多くとりましょう。特に葉酸は、この時期が一番必要になってきます。赤ちゃんの脳や神経系の発達を助けるものになるのです。葉酸は、ほうれん草、アスパラガスなどの緑黄色野菜や、レバー、豆類に多く含まれます。たりないと感じた場合はサプリメントで代用しても構いません。また、水分不足になりやすいのもこの時期です。赤ちゃんのために、こまめに水分を補給しましょう。

つわりの症状がピークになりやすい週

妊娠8週目、つまり妊娠3ヶ月目に入りました。赤ちゃんは、いままで全て卵黄のうという受精卵の一部から栄養を補給していたのが、少しずつではあるのですが、未完成の胎盤とへその緒を介してお母さんからの栄養補給を始めるようになります。また、この時期までにすでにほとんどの内臓や、手足の基本的な形を出来上がっています。赤ちゃんの動きが活発になってこの時期から胎動を感じることができるようになるのです。四肢だけでなく、顔の形も発達していきます鼻の原型ができ始めたり、口を作る準備をするために顎が顔の中央で融合していきます。まだ昨日はしませんが、目やまぶたの構造もかなり発達していきます。

お母さんは、この時期につわりのピークを迎えます。気分が悪くなり、食欲も無くなります。しかし栄養・水分をお腹の赤ちゃんに届けられるのはお母さんしかいません。そのため少しずつでもいいので、栄養、そして水分を補給していきましょう。食事が取れなくても、水分が飲めておしっこが出ていれば体力的に乗り切れるでしょう。しかし無理は禁物です。どうしても辛い場合は無理せず、早めに病院に行きましょう。つわり中に歯磨きが辛くなるという意見を多く耳にします。そんなときは小さめの歯ブラシを使ってみることがおすすめです。歯磨き粉も自分向きのものに変えるか、最悪ブラッシングだけで構いません。

胎盤が完成し、つわりが治まり始める週

妊娠15週目になると、赤ちゃんの体の基本的な仕組みはほぼ出来上がります。また、皮膚や指紋など、細かなところも成長してきます。またこの時期から実は胎内では赤ちゃんは指しゃぶりをしているのです。そしてこの指しゃぶりは実は片方の手でしか行われることはなく、これが利き手の始まりと推測されているのです。

また、妊娠初期からお母さんを悩ませていたつわりですが、胎盤が完成するので、お母さんと子供の栄養のやりとりが全て胎盤を通して行えるようになるので、体への負担が減り、体調がだいぶ楽になるはずです。そろそろ子宮が子供の頭ほどの大きさにまで成長し、子宮を支える靭帯に対する負担が大きくなる時期でもあります。これはお腹の痛みとして感じるでしょうが、少し横になって治るようなら全く気にすることはありません。どうしても気になるようなら少し温めてみると症状が緩和するかもしれません。また、子宮が膀胱を圧迫してトイレが近くなることもありますが、水分補給を怠ってはいけません。そして引き続き栄養管理をしっかりしていきましょう。この時期特に必要な栄養等はありませんが、偏りがないように食事日記をつけるのがお勧めです。

胎動を感じ始める週

妊娠17週目のエコー検査を見ると、頭と体のバランスがだんだんと取れてきます。また、自分で体温調節をするための褐色脂肪や、自分で消化をし始めてから出てくる胎便がたまり始めるなど、お腹の外で生きていくための準備をし始める時期でもあります。そhして赤ちゃんの動きが活発になってくるので、胎動を本格的に感じられるようになる時期でもあります。

この時期のお母さんの心臓は、普段の1.5倍の活動をしているので、炭水化物を多めに取るなどしてエネルギーをたくわえましょう。また血液の循環も早くなるので鉄分摂取も心がけましょう。また、妊娠の影響で唾液が少なくなるため、口臭がきつくなりがちなので、口腔ケアを怠らないようにしましょう。

お腹の張りを感じ始める週

妊娠24週目になると、赤ちゃんは外界での刺激に耐えられるように様々な反射神経を身につけます。そのため胎動は一層激しくなるでしょう。大きな音にはお腹の中で反応するかもしれません。 この時期は、お母さんの腸の活動が緩慢になるので、ガスが溜まる感覚があったり、消化不良などに悩まされるかもしれません。この場合は、少しずつ食べる、消化の良い物を食べるなど、胃に優しくすることを心がけると良いでしょう。またお腹の赤ちゃんのために、引き続き水分をたくさん取ることを心がけましょう。お腹の張りで悩む方も多いかと思いますが、これだけ大きなものがお腹に入っているので当然です。適度に横になる、温めるなどして無理をしないでください。便秘がひどい時には、お腹の張り感につながりますので、医師に相談し便秘薬の処方をしてもらいましょう。

糖尿傾向になりやすい週

妊娠26週目になると、胎児は急成長して脳は新生児なみになり、肺呼吸の訓練をし始めます。またこの時期に逆子である場合は、子宮内でまだ流動的に姿勢を変えているので、過度に心配する必要はありません。この時期の水分を取る以外の大きな注意事項は特にありませんが、胎盤ホルモンの影響でインスリンの分泌が減少し、糖尿傾向になる場合があります。その場合は糖分の摂取を減らすなど、食生活で調整していきましょう。

逆子と診断される週

妊娠30週前後になると、胎内の赤ちゃんは新生児なみの神経回路などを整えます。そこで赤血球が生産され、リズミカルな肺呼吸もするようになります。 お母さんのお腹が大きくなると、普段は手が届いて洗える部分に手が届きにくくなり、意識しないとたまった汗の汚れを落とせなくなることがあります。しかし意外にこの時期に皮膚が炎症を起こして赤ちゃんに二次感染を起こしやすいので、十分に注意しましょう。また寝る姿勢が仰向けだと苦しい場合は、うつ伏せ以外なら楽な姿勢で寝て構いません。

また、逆子であると診断される場合はこの時期になります。逆子と診断された場合は帝王切開を勧められることが多いと思います。絶対ではありませんが、逆子の自然出産には技術が必要ですので、それなりの経験豊富な医師を選ぶことをお勧めします。また外回転手術を行う医師もいます。お腹の外から赤ちゃんを回して逆子の状態を解消してあげる手術です。非常にわずかな危険は伴うのですが、(500回に1回程度の緊急帝王切開)その後のことを考えると有効であると言えるでしょう。

正規産に入る週

妊娠37週になりました。赤ちゃんはもういつ産まれてもおかしくありません。もう子宮の中で窮屈になっているため、胎動もほぼなくなってきます。また胎児の腸の中には胎便が溜まっています。そして出生するとすぐに腸が機能し始められるようになっています。不規則な陣痛を、前駆陣痛と言います。これは陣痛じゃないかと疑うような痛みを伴った直後に痛みが治まるなど、お母さんも混乱してしまうような陣痛なのです。しかし、迷った場合は病院に相談しましょう。また、帝王切開での出産が決まっているお母さんの中には、自然出産をしたかったのにというお母さんもいるんではないでしょうか。しかし、帝王切開も立派な出産方法の一つで、お母さんになるという事実に変わりはないのです。心配する必要はありません。

まとめ

567613077

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

いかがでしたでしょうか。妊娠期間中のいつにどのような症状を知っておくことで事前に心の準備ができるのではないでしょうか。逆に準備ができていないと、異常事態との区別がつかないなど適切な対処ができずに、こまってしまうのではないでしょうか。時期ごとの症状を知り適切に対処することで、ママになる準備をしっかり整えていきましょう!


関連記事


情報提供元:マイナビウーマン子育て

友だち追加 新着記事をお知らせします!

更新日:2017年1月17日

この記事に投票する

回答せずに結果を見る

SNSでも新着記事をお知らせしていますmichill 公式アカウント

ログイン・無料会員登録