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【医師監修】生理不順でも妊娠可能? 妊娠したい時の改善方法

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目次

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正常な生理周期ではない、または、規則正しく生理がこないことを「生理不順」もしくは、「月経不順」と言います。妊娠したければ、生理の周期や期間などが順調であることが重要ですが、生理不順の場合、妊娠することは可能なのでしょうか?

この記事の監修ドクター

産婦人科専門医坂口健一郎 先生 産婦人科専門医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医 防衛医科大学校卒業後、防衛医大病院で研修ののち、多数の病院で勤務。内視鏡手術に特化したクリニックの院長を経て現在、不妊症専門のクリニックで勤務中。

生理不順だけど妊娠可能?しにくい?

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多くの女性が生理不順の悩みを抱えている

生理にまつわる悩みはたくさんありますが、その中でも、生理不順で悩んでいる女性は多くいらっしゃいます。それもそのはず、生理が始まった10代前半頃には、およそ8割もの人が生理不順を経験します。体が成熟して大人になるにつれて、生理が安定し順調になっていくものですが、ストレスの多い不規則な生活などのため、生理の周期が乱れたままの人もいます。

生理不順は不妊の原因になる?

生理の周期や期間が正常範囲でない場合、妊娠できるかどうか心配になるかもしれません。しかし、生理不順であったとしても、「妊娠することは可能」です。もしも今現在、生理不順で悩んでいたとしても、「子どもを授かることが難しいかも」などと、がっかりする必要はありません。

生理不順が妊娠しにくくさせる場合とは?

生理不順であったとしても、排卵があれば妊娠することは可能です。しかしながら、場合によっては、生理不順が不妊と関連性があり、妊娠しにくくさせていることがあります。妊娠できない訳ではありませんが、妊娠しにくい理由として、下記の状況があげられます。

・生理周期が短すぎる-卵が十分に発育する前に生理が起こり、無排卵の状態 ・生理周期が長すぎる-脳の下垂体や視床下部の機能低下により、卵胞の成長が遅くなり、

無排卵の状態を引き起こしやすい ・排卵日の特定が難しい-排卵日が特定しにくいため、タイミング法などを試すのが難しい

排卵があれば生理不順でも妊娠可能!

生理不順で悩んでいる女性で、妊娠を希望している方なら、排卵があるかどうかを調べる必要があるでしょう。生理があっても無排卵月経の場合、妊娠することはできません。一般的に、排卵日を知りたいのであれば、基礎体温を測ったり、オリモノの状態で調べたりする方法があります。また、排卵検査薬や病院で直接チェックしてもらう方法があります。もしも、生理不順の状態だけれども、正常に排卵されているかどうかを知りたいのであれば、病院でチェックしてもらう方法が一番早くて確実な方法だと言えるでしょう。

生理不順の状態とは?

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生理周期からみる生理不順

生理が始まってから、次の生理がくる前日までを生理周期(月経周期)と呼びます。正常な生理周期は25日~38日とされいますが、これ以外のサイクルで一定期間の間生理周期がある場合やまったく生理がない場合を生理不順といいます。生理周期が24日以下の場合には頻発月経、そして39日以上の場合には稀発月経と呼びます。3ヶ月以上生理がこない場合には無月経となり、生理不順の一つに数えられます。

生理期間からみる生理不順

正常な生理期間は3日~7日とされていますが、この範囲以外の生理期間であれば、生理不順と呼ぶことができます。1日か2日で生理が終わるのを過短月経、そして8日以上生理が続くのを過長月経といいます。

経血量からみる生理不順

生理周期や生理期間と同じく、生理の経血量も個人差があります。しかし、正常な経血量は生理期間全体でおよそ50~250mlとされています。経血量が異常に多かったり、レバーのような塊が混じる場合は過多月経といい、逆に経血量が異常に少ない場合を過少月経といい、どちらも生理不順のうちに入ります。

生理不順の特徴まとめ

・頻発月経・過長月経・経血量が異常に多い(過多月経) ・稀発月経・過短月経・経血量が異常に少ない(過少月経) ・無月経

生理不順を改善すれば妊娠しやすくなる?

排卵さえ起こっていれば、たとえ生理不順であったとしても妊娠することは可能です。しかし、生理不順であるということは、体や心のどこかに不調があることの証拠です。ですから、妊娠の確率を高めるためにも、生理不順を改善することは大切なことでしょう。

妊娠するために生理不順を改善する5つの方法

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生理不順につながる原因は?

生理不順を改善したいのであれば、生理不順の原因を知っておくことが必要です。一般的に、生理不順は体と心の不調から引き起こされますが、ほとんどの場合、ストレスや病気などが引き金になります。

<生理不順の主な原因>

・ストレス ・女性ホルモンの不足 ・無理なダイエットや過激な運動 ・卵巣機能の低下 ・高プロラクチン血症(プロラクチンというホルモンの分泌過剰で、無排卵状態に) ・甲状腺機能の異常

自分でできるところから始めよう

生理不順を改善して、心身共に健康的な状態になりたいとおっしゃる方も多いでしょう。妊娠の確率を高めるためにも、生理不順を改善することは益があります。深刻な状況であれば、病院にかかって生理不順を改善するための治療を受けることができます。ですが中には、「まずは自分でできる改善方法を試してみたい」という方もいらっしゃるかもしれません。そのような方のために、自分でできる生理不順の改善方法をご紹介します。

1.ストレスを撃退しよう

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生理不順とストレスの関係

生理が順調にあるかどうかで、ストレス度をチェックできるとまで言われているほど、生理とストレスは密接な関係があります。女性ホルモンはストレスに影響を受けやすく、ストレスを抱えていると、卵の発育に影響が生じ、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌が悪くなり生理リズムに乱れが起こり、生理不順になります。

自分にぴったりのストレス解消法を見つけよう

身体的ストレスが精神的ストレスに繋がることも多く、中には、気付かぬ内にストレスを抱えてしまっていることもあります。しかし、生理不順を改善するためにはストレス解消が欠かせません。自分の好きな事をしたり、リフレッシュできる事をするなど、自分にぴったりのストレス解消法を見つけましょう。また、自律神経を整えるように、安眠を心掛けたり有酸素運動を行ったりすることも生理不順を改善するために役立ちます。

ストレスに強い体を作る

ストレスに強い体を作ることで、生理不順を改善することができます。不規則な生活や無理ばかりしている生活スタイルが、ストレスを発生させることがあります。しかし、規則正しい生活を心掛けるなら、健康的な体を手に入れることができるだけでなく、ストレスに打ち勝つ事ができる強い体を作ることができます。また、ストレスに強い体を作るために、ビタミンB群がたっぷり含まれている食材やビタミンC、ビタミンE、カリウム、そしてマグネシウムが含まれた食材を摂取するようにしましょう。

2.バランスの良い食事をとろう

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食事と生理不順の関係

ホルモンバランスの乱れを改善することができれば、生理不順を改善できます。ホルモンバランスを改善するために薬で治療をすることもできますが、副作用が起こる可能性もあります。そのような場合、食事でホルモンバランスを整えるようにしてみてはいかがでしょうか。生理不順の原因は、欧米スタイルの食生活にあるとも言われています。肉中心ではなく、野菜や魚中心の食生活を心掛けることにより、ホルモンバランスを整え、生理不順を改善することができるでしょう。

ホルモンバランスを整える食事とは?

大豆製品を積極的に摂取すること、ビタミンB6やビタミンEを摂取することで、女性ホルモンの分泌が促進されホルモンバランスの乱れが改善されます。ビタミンB6はまぐろやかつおなどに多く含まれており、ビタミンEはナッツ類に多く含まれています。しかし、いくら体に良いからといって、毎日同じ食品ばかり摂取し続けるのもよくありません。バラエティ豊かな食材を使い、バランスのよい食事を摂るようにしましょう。

3.子宮のケア

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子宮は月経周期に合わせてふわっと膨らんだり、シュッと縮んだりしますが、子宮内の筋肉が凝り固まってしまうと月経トラブルの原因となることがあります。子宮を柔らかく保つためにできる、3つのことをご紹介します。

心と脳をリラックスさせる

ストレスを抱えていると、筋肉に影響があります。子宮の筋肉もストレスによって凝り固まってしまい、月経トラブルを引き起こすことがあります。そのため、できる限り心と脳をリラックスさせるように努めることは大切です。疲れているな、と思ったらうまく気分転換をしたり、休息を取ると良いでしょう。

運動をする

特に、ウォーキングなどの有酸素運動を1日20~30分ほど行うことにより、血行を促進することができます。血行が良くなると、ガチガチに固まった子宮も柔らかくなり、生理不順に効果があります。

早寝早起き

不規則な生活は、子宮にも影響を及ぼします。規則正しい生活を送り生活リズムを整えることで、子宮をきちんと休めてあげることができます。特に、夜にしっかり睡眠をとることで、子宮もゆっくり休むことができ、子宮の働きを高めることができます。

4.血液サラサラを目指そう

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冷え性、不規則な生活、偏った食生活、ストレスのせいで血液がドロドロになっている現代人は多いようです。特に、冷え性に悩まされている女性は多く、そのせいで血行が悪くなっている方がおられます。そのような場合、関節痛や神経痛を患ったり、生理不順を経験することがあります。

血液ドロドロを改善するために

血液がドロドロした状態だと、子宮に必要な酸素や栄養素が行き渡りにくくなります。すると、子宮機能や卵巣機能が低下し、ホルモン分泌がうまく行われないため、生理不順が起こります。血液をサラサラにするためには、体を締め付ける衣服を身に着けることを避けたり、定期的な運動で筋肉をつけて冷え性を改善し、ストレスに対処するようにしましょう。

5.女性ホルモンの分泌量を高める生活習慣を心掛けよう

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女性ホルモンの分泌がしっかり行われていれば、生理不順を防ぐことができます。女性ホルモンの分泌量を高めるために、健康的な生活習慣を身につけるようにすることが大切です。仕事などでいつも忙しい生活を送っていると、健康的な生活を送ることも難しいかもしれません。ですが、生理不順を改善するためにも、まずは下記の4つのことを心に留めてみてはいかがでしょうか。

<女性ホルモンの分泌量を高める生活習慣>

□睡眠をしっかりとろう □偏食をやめよう □冷え性を改善しよう □過度の飲酒・喫煙は控えよう

まとめ

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生理不順でも、排卵があれば妊娠が可能だということが理解できました。しかし、生理不順では排卵のタイミングがわかりづらく、時には排卵していない場合もあります。正常な生理があることは、体も心も健康な証拠。心身共に健やかな日常を送るためにも、生理不順を改善するよう努めてみてはいかがでしょうか。また月経不順がなかなか改善しない場合は産婦人科医に相談してみると良いでしょう。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

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更新日:2017年1月31日

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