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カフェオレ/ラテの違いって?バリスタ石谷貴之に訊く!

苦いコーヒーは、苦手だけどコーヒーの風味は好き! そんな女性は少なくないようで、ブラックではなくカフェオレを注文するそうです。最近ではキュートなラテアートも流行り、女性にも人気に。今回は、そんなカフェオレとカフラテのお話をバリスタに聞きました。

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もっと美味しく飲める「淹れ方」とは

普段、なにげなく飲んでいるコーヒー。特にカフェオレは、柔らかい口当たりとコーヒーの苦味が美味しいですよね。起床したとき、家に帰ったとき、疲れたときホッとできるカフェオレ一杯は嬉しいもの。

家庭向けのコーヒーは、素人が淹れても美味しく飲めるように工夫されていますが、「淹れ方」をちょっと工夫するだけで、もっと美味しく飲めるんですよ。

このコーナーでは、バリスタ育成やショップの立ち上げなどで活躍しているバリスタの石谷貴之氏に「いまさら聞けないコーヒーの真実」を訊いていきます。アジアバリスタチャンピオンシップにて日本代表になった経験を持つ彼に、プロが教える家庭でも美味しく飲めるコーヒー技術を教えてもらいましょう!

カフェオレとカフェラテって何が違うの?

突然ですが、皆さんはカフェオレとカフェラテの違いってわかりますか? どちらもコーヒーにミルクを入れて作るというのはよく知られていると思いますし、どちらもまろやかで飲みやすく、とても人気があるコーヒーです。でも、違いを具体的に知っているという方は少ないのではないでしょうか。

記者は正直なところ、カフェオレもカフェラテも名前が違うだけで同じものだと思い込んでいましたが、バリスタの石谷氏に訊いてみると、それぞれにれっきとした違いがあるということが明らかになりました!

バリスタ石谷貴之に訊く!

記者 カフェオレとカフェラテってどちらもミルクを入れて作るコーヒーだと認識しているのですが、それぞれに違いはあるのですか?

石谷 はい、あります。カフェオレはミルクとコーヒーを混ぜているのに対し、カフェラテはミルクとエスプレッソを混ぜています。エスプレッソは普通のコーヒーとは違い、コーヒー豆のエキスを凝縮したドリンクなのです。

記者 なるほど、混ぜているコーヒーに違いがあったのですね! そうすると、エスプレッソを混ぜるカフェラテの方がコーヒーの風味が強くなりそうですね。あ、そういえばカプチーノもミルクを混ぜるコーヒーだと思いますが、あれもカフェオレとは違うんですか?

石谷 カプチーノはミルクとエスプレッソを混ぜて作るので、成分はカフェラテと同じです。カフェラテとカプチーノの違いは、泡の量にあります。カプチーノの方が厚みのある泡が入っているので、食感まで楽しめるのです。

記者 カフェラテとカプチーノの違いは、泡だけということなんですね。これには驚きました。そうすると、家でも簡単に作れるのはコーヒーとミルクを混ぜるカフェオレだと思うんですが、美味しいカフェオレを作るコツってありますか?

石谷 きめの細かいミルクフォームが大事です。

記者 ミルクフォーム!? 初めて聞くワードです!

石谷 ミルクフォームとは、泡のことですね。泡立ちが、美味しさに大きな影響を与えるんです。さらに、ミルクの温度も重要です。ミルクの温度が高すぎると、ミルク自体の成分が熱によって破壊され、甘さが損なわれてしまいます。だいたい63℃くらいが、最も甘さを感じられる温度帯になります。

記者 ミルクフォームは、家庭でも簡単に作れますか? 作り方を知りたいです!

石谷 お店と同じ状態のものを作るのは難しいです。ミルククリーマー(泡立て器)のようなものがあれば、温めたミルクをクリーマーで回すと、やや粗目の泡ですが出来上がりますよ。

記者 なるほど、プロ的なミルクフォームは難しくても、近いものは作れそうですね。最後にもうひとつ、家庭でもできる美味しいアイスカフェオレの作り方ってありますか?

石谷 まずグラスに氷を入れて、牛乳をお好みで(だいたい150~180cc)。そこに濃い目のコーヒーを(30~60cc)。コーヒーは、氷の上に沿わせて注いであげると牛乳とコーヒーの層ができて、綺麗に見えます。

今回わかったこと

1. カフェオレとカフェラテはまったくの別物
2. カフェオレにはコーヒーを使い、カフェラテにはエスプレッソを使う
3. カフェラテとカプチーノはどちらもミルクとエスプレッソで作る
4. カフェラテとカプチーノの違いは泡の量
5. 泡がきめ細かいとカフェオレは美味しくなる
6. ミルクが最も甘くなる温度は63℃
7. ミルクの温度が高すぎると甘さが損なわれてしまう
8. 家庭でもミルクフォームをミルククリーマーで作れる

カフェオレとカフェラテは別物だった

どちらも、まろやかで飲みやすいカフェオレとカフェラテですが、そもそも違うものを混ぜて作っていたのですね。そう言われてみれば、カフェラテの方がコーヒーの風味が強かったような気がしてきました……!

カプチーノとカフェラテは同じ成分だった

一方、カプチーノとカフェラテは、どちらもミルクとエスプレッソで作られているということには驚きました。まったく同じ材料を使っているわけですね。個人的には泡がある分、カプチーノの方がお得に感じてしまいますが、泡が好きでない人はカフェラテを注文すると良いでしょう。

自宅で作りやすいのはカフェオレ

皆さんが、ご自宅で普通のコーヒーにミルクを入れて飲む場合は、カフェオレを飲んでいるということになります。カフェオレもミルクの温度などにこだわるだけで、美味しさをグンとレベルアップさせられるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

<石谷貴之 プロフィール>
フリーランスのバリスタとして、バリスタ育成やショップの立ち上げ、イベント内でのコーヒーサーブ、セミナー開催など幅広く活動中。SATURDAYS SURF NYCでは国内4店舗におけるコーヒー部門のディレクションを務め、自らも店舗に立つ。2015年9月にはWACKO MARIA初の基盤店PARADISE TOKYOのコーヒー部門のディレクションを担う。ほかにも、ジャパンバリスタチャンピオンシップ2009年、2012年、2015年にて準優勝、アジアバリスタチャンピオンシップにて日本代表、ジャパンラテアートチャンピオンシップにて審査員、Coffee Fest Latte Art世界選手権にて審査員など、複数の華々しい経歴を持つ人物。


執筆者:石谷貴之

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更新日:2017年1月31日

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